やさしくなりたい 01
¥880 税込
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自身が死にかけた経験から生まれた「身体との付き合い方」をテーマにしたZINEです。ラッパーやライターによる6本のエッセイほか、ミュージシャンや医師へのインタビューや身体との付き合い方を集めたアンケートページを収録。
編集:野地洋介
編集者・ライター。大学卒業後、出版社勤務などを経て、現在はWebメディアの編集をおこなう。2018年12月、自宅にて心臓発作を起こして緊急搬送。4ヶ月の治療を経て社会復帰するも、これまでと全く世界の見え方が変わり、本誌の制作をスタート。
表紙イラスト:たなかみさき
デザイン:清水藍
印刷:株式会社イ二ュニック
2020年4月5日発売 本体価格:800円(+税)
B5変形(182mm×182mm) / 全78ページ
■目次
はじめに
ダースレイダー |全ては流れ
稲葉俊郎(インタビュー)|からだの内側に基準をつくる
武田 俊|これがスーパーパワーかは、知らないけれど
豆塚エリ|甘えることは悪ですか?
みんなのからだ
吉川ばんび|強くて丈夫なふりをしつづけた、弱いからだ
下岡 晃(インタビュー)|「みんな違う」が当たり前。どこまでいっても足りないけど想像してみること
野地洋介|仰向けで寝る
宮崎智之|わからないだらけの世界で生きている
編集後記
■はじめに
1年半ほど前、心臓発作により緊急入院することになった。幸い、数ヶ月の治療を経て退院できたが、ほどなくして移動中の電車内で「また発作が起きたらどうしよう」と恐怖が爆発。思わずしゃがみ込み、意識が遠のいていく間、傍から見ればどう見ても健康体の自分がいきなりガタガタと震えている姿を想像し、初めて目には見えない身体的な「不安」を抱え込んでいる人たちの存在に思い至った。
そんな状態にまでならないと気付けないのかと自分でも呆れるのだが、そんなわけで雑誌を立ち上げた。もちろん、テーマは「身体」。
日々特段の不自由もなく生活をしていると、みんな同じような身体的条件を与えられていると錯覚してしまう。しかし、それは見えないだけ。本来身体とは一人ひとり異なるものだ。
しかも、それぞれの身体は自分の意思でコントロールすることなど到底不可能。いわば、最も身近な「他者」とでも言える存在が、自らの身体なのではないかと思う。
本誌では、そんな「ままならない身体」とのそれぞれ異なる付き合い方や考え方を探っていくことを通して、孤独に自身の身体と格闘している方に何かしらヒントを与えると同時に、異なる身体を持つ他者への想像力を持てるようになることを目指す。
■取り扱い店舗さま
・本屋 Title(荻窪)
・ジュンク堂書店 池袋本店(池袋)
・SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS(渋谷)
・下北沢B&B(下北沢)
・ブックギャラリーポポタム(西池袋)
・PEOPLE BOOKSTORE(茨城県つくば市)
・誠光社(京都市上京区)
・恵文社一乗寺店(京都市左京区)
・ON READING(愛知県名古屋市)
・乃帆書房(秋田県秋田市大町)
・書林シイとナラ(長野県伊那市)
・loneliness books(オンライン)
※版元在庫は全てなくなり、今のところ増刷の予定もございません。お求めの方は各お取り扱い書店でお探し下さいませ
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